本日発表された173社の決算から、注目の5銘柄(トヨタ・ソフトバンクグループ・任天堂・カカクコム・ニッピ)について、決算概要・株価動向・事業内容・テクニカル分析を網羅的にまとめました。
1. トヨタ自動車(7203)
- 株価動向:決算後は-2.1%下落。
- 事業内容:自動車の製造・販売を中心に、自動運転やWoven City等の次世代技術にも注力。
- テクニカル分析:
– チャート形状:三尊天井を形成し下落基調。
– 移動平均線:5日・25日線がデッドクロス。
– RSI:42〜45。
– サポートライン:2,100円が防衛ライン。
– 見通し:弱含み継続、戻り売り優勢。
2. ソフトバンクグループ(9984)
- 株価動向:+3.4%上昇。
- 事業内容:持株会社として、ビジョンファンド事業・通信・半導体設計(Arm)等を展開。
- テクニカル分析:
– 三角持ち合い上放れ。
– パーフェクトオーダー形成。
– RSI:72(過熱気味)。
– レジスタンス:10,500円。
– 見通し:押し目買い有効、中長期は上昇継続期待。
3. 任天堂(7974)
- 株価動向:-1.5%下落。
- 事業内容:ゲーム専用機およびソフト開発、キャラクター商品展開。
- テクニカル分析:
– 下降チャネル継続。
– RSI:38(売られすぎ水準)。
– MACD:デッドクロス継続。
– サポート:5,800円。
– 見通し:新製品等の好材料が出るまで厳しい。
4. カカクコム(2371)
- 株価動向:+2.7%上昇。
- 事業内容:価格.com、食べログ、求人ボックスなどの比較・情報サービスを運営。
- テクニカル分析:
– ダブルボトム形成後にネックライン突破。
– RSI:56。
– MACD:ゼロライン上抜け。
– レジスタンス:2,300円。
– 見通し:堅調推移の継続が期待される。
5. ニッピ(7932)
- 株価動向:+6.2%急騰。
- 事業内容:コラーゲン、ゼラチン、皮革、健康食品などの製造・販売。
- テクニカル分析:
– 急騰後に高値圏揉み合い。
– RSI:84(過熱)。
– 25日線との乖離大。
– 見通し:中長期的には高配当妙味から再上昇も。
まとめと投資判断
本日はソフトバンクG・カカクコム・ニッピのようなポジティブ決算と上昇トレンドが見られる一方、トヨタ・任天堂にはやや慎重な見方が必要。移動平均線やMACD・RSIなどの指標を使った総合判断がカギになります。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の推奨ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。