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言語聴覚士の転職サイトおすすめ3選|STの求人倍率・年収・一人職場を解説

言語聴覚士が転職サイトと求人票を確認しているアイキャッチ画像 医療職の転職・働き方
求人倍率・年収・一人職場・教育体制

※この記事には広告を含みます。掲載している転職サービスは、言語聴覚士求人またはリハビリ職求人を探せるサービスを中心に、病院事務長として採用に関わる立場から整理しています。求人数や求人内容は時期・地域によって変わるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。

言語聴覚士(ST)の転職で、「求人はあるけれど、どの転職サイトを使えばいいのか分からない」「一人職場で相談相手が少ない」「病院から訪問や小児、放課後等デイサービスへ転職して大丈夫?」と不安になる方は多いです。

結論からいうと、STは有効求人倍率が高く、基本的には必要とされやすい職種です。ただし、言語聴覚士の求人は、職場によって仕事内容が大きく違います。転職サイトを使うときは、求人数だけでなく、領域、教育体制、一人職場かどうか、先輩STの有無まで確認しましょう。

この記事では、医療系国家資格保有者であり、病院事務長として採用面接・人事・退職相談に関わる立場から、言語聴覚士の転職サイト選び、ST求人の見方、年収、一人職場の注意点を解説します。

  1. 結論|STは引く手あまた。でも「求人の中身」を見ないと失敗しやすい
  2. データで見る言語聴覚士の転職市場|STの数・年齢・年収・有効求人倍率
  3. 言語聴覚士の活躍の場は病院だけではない
  4. 言語聴覚士が転職を考える主な理由
    1. 給与・待遇を改善したい
    2. 一人職場で相談相手が少ない
    3. 嚥下・小児・訪問など、やりたい領域に移りたい
    4. 人間関係や多職種連携に疲れた
    5. 働き方を見直したい
  5. 言語聴覚士におすすめの転職サイト3選
    1. 1. ジョブソエル|ST求人を広く見たい人向け
    2. 2. MC-介護のお仕事|介護領域・非常勤・派遣も含めて考えたい人向け
    3. 3. 介護ジャストジョブ|介護・福祉領域で正社員転職を考えたい人向け
  6. 言語聴覚士が転職サイトを選ぶときのポイント
    1. ST求人が十分にあるか
    2. 希望領域に対応しているか
    3. 職場の内部情報を確認できるか
    4. 担当者がリハビリ職の働き方を理解しているか
    5. 連絡頻度や紹介の強引さが合うか
  7. 病院事務長が見る「注意したいST求人」の特徴
    1. 仕事内容が「言語聴覚士業務全般」だけ
    2. 一人職場なのに教育体制が書かれていない
    3. 嚥下対応を任せたいのに多職種連携が見えない
    4. 小児求人なのに対象児や支援内容が分からない
    5. 給与が高いが訪問件数や移動負担が見えない
  8. 言語聴覚士が求人票で必ず見るべきチェックリスト
  9. 職場別|言語聴覚士の転職で確認したいこと
    1. 病院
    2. 老健・介護施設
    3. 訪問看護・訪問リハビリ
    4. 児童発達支援・放課後等デイサービス
    5. クリニック・外来
  10. 面接・見学で確認すべき質問
  11. 言語聴覚士が転職サイトを使うメリット
  12. 言語聴覚士が転職サイトを使うときの注意点
  13. まとめ|言語聴覚士の転職は、職場の領域と教育体制を確認しよう
  14. Q1:言語聴覚士におすすめの転職サイトはどれですか?
  15. Q2:言語聴覚士は転職で年収アップできますか?
  16. Q3:STの一人職場は避けた方がいいですか?
  17. Q4:病院から訪問STへ転職しても大丈夫ですか?
  18. Q5:小児未経験でも児童発達支援や放課後等デイサービスへ転職できますか?
  19. Q6:言語聴覚士の求人は少ないですか?
  20. Q7:転職サイトに登録すると今の職場にバレますか?

結論|STは引く手あまた。でも「求人の中身」を見ないと失敗しやすい

言語聴覚士は、医療・介護・福祉の現場で需要が高い職種です。

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag 言語聴覚士」では、令和6年度の言語聴覚士の有効求人倍率は4.26倍とされています。令和6年度平均の全職業の有効求人倍率は1.25倍なので、STは比較的「求人側から求められやすい職種」といえます。

ただし、「求人が多い=どこに転職しても大丈夫」ではありません。

採用側は、単に資格を持っている人を探しているのではなく、その職場で任せたい役割に合うST を探しています。

たとえば、同じ「言語聴覚士募集」でも、採用側の本音はさまざまです。

  • 嚥下評価や食支援を強化したい
  • 回復期で失語症や高次脳機能障害を見てほしい
  • 老健で食形態調整や多職種連携を任せたい
  • 訪問リハビリで在宅生活を支えてほしい
  • 児童発達支援や放課後等デイサービスで小児支援を任せたい
  • 一人職場でST部門の立ち上げに近い役割を担ってほしい

ここを確認しないまま入職すると、「思っていたST業務と違った」「相談できる先輩がいない」「求人票より業務範囲が広かった」と感じやすくなります。

STの転職では、求人の数よりも、職場の中身 を見ましょう。

データで見る言語聴覚士の転職市場|STの数・年齢・年収・有効求人倍率

言語聴覚士の転職を考えるときは、感覚だけでなく、データも見ておくと安心です。

項目データの目安転職での見方
有資格者数2023年3月時点で4万人近く資格者は増えているが、現場ではST不足を感じる職場もある
就業者数26,930人国勢調査ベース。資格者全員が現場で働いているわけではない
平均年齢36.2歳若手〜中堅層が多く、ライフイベントで働き方を見直しやすい
年収の目安443.6万円職場・経験・役職・訪問件数で差が出る
求人賃金月額26.3万円ハローワーク求人統計の目安。地域差あり
有効求人倍率4.26倍全職業平均より高く、比較的求人ニーズが高い
活躍の場医療・介護・福祉・保健・教育病院以外にも老健、訪問、小児、放デイなどがある

日本言語聴覚士協会では、言語聴覚士の有資格者数について、2023年3月には4万人近くになったと説明しています。また、言語聴覚士は医療施設だけでなく、介護施設、福祉施設、保健施設、教育機関など幅広い領域で働いています。

厚生労働省job tagでは、言語聴覚士の就業者数は26,930人、年収の目安は443.6万円、平均年齢は36.2歳、令和6年度の求人賃金は月額26.3万円とされています。

さらに、令和7年4月から令和8年3月までの月別求人賃金を見ると、26.4万円〜27.5万円の範囲で、各月の前年同月差はプラスになっています。年収が急に大きく伸びるというより、求人賃金はやや上向きの傾向として見ておくとよいでしょう。

言語聴覚士の活躍の場は病院だけではない

言語聴覚士というと、病院で働くイメージが強いかもしれません。実際、日本言語聴覚士協会の会員データでも、勤務先施設は医療分野が多く、医療が60.70%を占めています。

ただし、STの活躍の場は病院だけではありません。

  • 病院
  • クリニック・外来
  • 介護老人保健施設
  • デイケア
  • 訪問看護
  • 訪問リハビリ
  • 児童発達支援
  • 放課後等デイサービス
  • 障害福祉施設
  • 特別支援学校
  • 教育機関

病院求人が少ない地域でも、老健、訪問、小児、放課後等デイサービスまで広げると選択肢が見つかることがあります。

つまり、言語聴覚士の転職は、単なる職場変更ではありません。

「病院STを続けるのか」
「訪問STとして在宅生活に関わるのか」
「小児や発達支援に挑戦するのか」
「介護施設で嚥下や食支援に関わるのか」

自分がどの領域で専門性を活かしたいのかを見直す機会でもあります。

言語聴覚士が転職を考える主な理由

PT・OT・STを対象にしたマイナビの調査では、退職を考え始めた理由として「給与・待遇」54.3%、「人間関係」41.7%、「雇用形態・働き方」32.7%、「労働時間・休暇」29.1%が挙げられています。

STに置き換えると、転職理由は次のように整理できます。

給与・待遇を改善したい

STは専門職ですが、職場によっては昇給幅が小さく、経験年数や専門性が給与に反映されにくいことがあります。

年収アップを狙う場合、訪問、管理職候補、役職手当、非常勤単価なども選択肢になります。ただし、高給与求人には、訪問件数、移動距離、記録、書類、オンコール、管理業務が含まれている場合があります。

年収だけでなく、給与の内訳と業務負担をセットで確認しましょう。

一人職場で相談相手が少ない

STはPT・OTより人数が少ない職場もあり、一人職場になりやすい職種です。

一人職場には、裁量が大きいという良さがあります。一方で、嚥下評価、訓練方針、家族説明、書類作成、カンファレンスでの発言を一人で抱えやすい面もあります。

Xでも、STの一人職場や「自分が休んだら仕事が回らないのでは」という悩みに触れた投稿が見られます。SNS上の声は個人の体験であり、すべての職場に当てはまるわけではありませんが、現場感としてはかなり理解できます。

嚥下・小児・訪問など、やりたい領域に移りたい

STの仕事は、領域によって大きく変わります。

嚥下中心の病院、成人言語中心の回復期、小児中心の児童発達支援、生活期の老健、在宅を支える訪問リハビリでは、求められる役割が違います。

Xでも、小児求人の少なさや、小児ST・聴覚STの少なさに触れた投稿が見られます。小児領域へ転職したい場合は、求人の数だけでなく、教育体制と対象児の内容を必ず確認しましょう。

退院後の嚥下食や介護食宅配について家族向けに知りたい方は、退院後の嚥下食・介護食宅配の選び方も参考にしてください。

人間関係や多職種連携に疲れた

STの仕事は、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、介護職、PT、OT、相談員、保護者など、多くの人との連携が必要です。

特に嚥下支援や小児支援は、STだけで完結しません。

職場によっては、STの役割が十分に理解されていなかったり、「とりあえず嚥下を見てほしい」「機能訓練も送迎も全部お願い」となっていたりすることもあります。

面接や見学では、他職種との連携、カンファレンスの有無、STに期待されている役割を確認しましょう。

働き方を見直したい

育児、介護、通勤、残業、休日数、体力面を理由に働き方を見直すSTもいます。

常勤だけでなく、非常勤、パート、派遣、訪問、施設、外来なども含めて比較しましょう。

転職は逃げではありません。自分に合う領域や働き方を見直す機会でもあります。

言語聴覚士におすすめの転職サイト3選

ここで紹介する3つは、すべてが「ST専門」の転職サイトではありません。医療・介護・福祉領域で、言語聴覚士求人を探すときに候補になるサービスとして整理しています。

ST専門サイトだけでなく、介護・福祉領域の求人サービスも見る理由は、言語聴覚士の転職先が病院だけではないからです。

転職サイト特徴向いているST注意点
ジョブソエル医療・介護・福祉求人を横断的に探しやすいまず地域のST求人を広く見たい人リハ職専門ではないため、仕事内容の確認が必要
MC-介護のお仕事常勤・非常勤・派遣など働き方を相談しやすい老健、デイ、介護施設、非常勤も考えたい人病院ST中心なら他の手段も併用したい
介護ジャストジョブ介護・福祉領域の正社員転職に候補介護施設・福祉施設で腰を据えたい人地域や職種によりST求人は差がある

1. ジョブソエル|ST求人を広く見たい人向け

ジョブソエルは、医療・介護・福祉施設の求人を幅広く検索できるサービスです。公式サイトでは、言語聴覚士の求人ページがあり、確認時点では835件中1〜10件の求人が表示されていました。求人例には、デイサービス、訪問看護、訪問リハビリ、老人保健施設、放課後等デイサービスなどが含まれています。

特に、次のようなSTに向いています。

  • まず自分の地域にST求人があるか見たい
  • 病院以外の求人も比較したい
  • 老健、訪問、デイサービス、放課後等デイサービスも見たい
  • 常勤だけでなく、パート求人も確認したい

注意点は、求人によって仕事内容の書き方に差があることです。

「言語聴覚士業務」「機能訓練指導員業務」と書かれていても、嚥下中心なのか、生活期リハ中心なのか、小児支援中心なのかは求人票だけでは分かりにくい場合があります。

ジョブソエルでST求人を確認する

2. MC-介護のお仕事|介護領域・非常勤・派遣も含めて考えたい人向け

MC-介護のお仕事は、介護・福祉領域の求人に強いサービスです。公式サイトでは、資格に「言語聴覚士」があり、常勤、非常勤・パート、派遣、委託などの雇用形態を選べます。確認時点では、この検索条件で47件の求人情報が見つかったと表示されています。

施設区分も、デイサービス、デイケア・通所リハ、介護老人保健施設、有料老人ホーム、障害者施設、病院、クリニックなど幅広く選べます。

特に、次のようなSTに向いています。

  • 老健、デイサービス、介護施設のST求人を探したい
  • 非常勤、パート、派遣も含めて働き方を考えたい
  • 育休明けやブランク後に勤務時間を調整したい
  • 介護領域の求人を相談しながら探したい

注意点は、ST専門サービスではなく、介護・福祉領域が中心であることです。急性期病院、回復期病棟、VF・VEに深く関わる病院ST求人を中心に探す場合は、病院の採用ページやハローワーク、他の求人媒体も併用しましょう。

MC-介護のお仕事で働き方を相談する

3. 介護ジャストジョブ|介護・福祉領域で正社員転職を考えたい人向け

介護ジャストジョブは、介護・福祉領域の求人に特化したサービスです。公式サイトでは、介護求人に特化したまとめサイトとして、自社保有求人だけでなく、医療機関や施設が直接募集している求人も掲載すると説明されています。また、非公開求人も取り扱っているとされています。

特に、次のようなSTに向いています。

  • 介護・福祉領域で正社員転職を考えたい
  • 老健、有料老人ホーム、デイサービス、訪問系を探したい
  • 病院以外のキャリアを本格的に考えたい
  • 転職サポートを受けながら進めたい

注意点は、地域や職種によってST求人の数に差があることです。また、非常勤や派遣を中心に探す人より、正社員として腰を据えたい人の方が相性はよいでしょう。

介護ジャストジョブで正社員求人を相談する

言語聴覚士が転職サイトを選ぶときのポイント

ST求人が十分にあるか

PT・OT求人が多いサービスでも、ST求人が十分とは限りません。必ず職種を「言語聴覚士」に絞って検索しましょう。

希望領域に対応しているか

病院、老健、訪問、小児、放課後等デイサービスでは仕事内容が違います。自分が希望する領域の求人があるか確認しましょう。

職場の内部情報を確認できるか

求人票だけでは、同職種の人数、教育体制、募集背景、退職理由、残業、職場の雰囲気は分かりにくいです。エージェント経由で確認できるかは重要です。

担当者がリハビリ職の働き方を理解しているか

嚥下、小児、訪問、老健、放課後等デイサービスの違いを理解している担当者だと相談しやすくなります。

連絡頻度や紹介の強引さが合うか

連絡が多すぎると負担になります。希望と違う求人が続く場合は、希望条件を再度伝えるか、担当変更も検討しましょう。

病院事務長が見る「注意したいST求人」の特徴

仕事内容が「言語聴覚士業務全般」だけ

嚥下中心なのか、成人言語中心なのか、小児中心なのか、訪問中心なのかが分かりません。面接で1日の業務内容を確認しましょう。

一人職場なのに教育体制が書かれていない

一人職場自体が悪いわけではありません。ただし、経験が浅い人や未経験領域では負担が大きくなります。相談先、研修、症例検討、外部研修支援を確認しましょう。

嚥下対応を任せたいのに多職種連携が見えない

嚥下支援はSTだけで完結しません。医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、介護職との連携が重要です。NST、嚥下チーム、多職種カンファレンスの有無を確認しましょう。

小児求人なのに対象児や支援内容が分からない

児童発達支援、放課後等デイサービス、病院小児、外来では内容が違います。発達障害、構音、摂食、学習支援、保護者対応のどれが多いのかを確認しましょう。

給与が高いが訪問件数や移動負担が見えない

訪問STは給与が高めに見えることがあります。ただし、訪問件数、移動距離、記録、書類、オンコール、営業要素、管理業務が含まれている場合もあります。

言語聴覚士が求人票で必ず見るべきチェックリスト

  • 勤務先の施設形態
  • 成人領域か小児領域か
  • 嚥下中心か、言語中心か、発達支援中心か
  • 同職種の人数
  • 先輩STの有無
  • 教育体制
  • カンファレンスの有無
  • 訪問件数
  • 書類業務の量
  • 送迎の有無
  • オンコールの有無
  • 残業時間
  • 休日数
  • 研修費補助
  • 配属先
  • 法人内異動の可能性
  • 給与の内訳
  • 賞与・昇給
  • 試用期間中の条件

求人票全体の見方を詳しく知りたい方は、医療職の求人票で見るべきポイントも参考にしてください。

職場別|言語聴覚士の転職で確認したいこと

職場主な仕事内容確認ポイント
病院嚥下、失語、高次脳機能、退院支援病院機能、VF・VE、カンファレンス
老健・介護施設摂食嚥下、生活期リハ、多職種連携ST人数、食形態調整、看護・栄養士連携
訪問看護・訪問リハ在宅での嚥下・コミュニケーション支援訪問件数、移動、記録、緊急時の相談体制
児童発達支援・放課後等デイサービス発達支援、構音、摂食、保護者対応対象児、教育体制、個別支援計画、送迎の有無
クリニック・外来予約制の個別訓練対象疾患、1日の件数、医師連携、一人職場か

病院

急性期、回復期、慢性期、精神科など、病院機能でSTの役割は変わります。VF・VEの有無、高次脳機能、失語症、リハビリ職の人数、チーム医療、カンファレンスを確認しましょう。

老健・介護施設

入所者の嚥下状態、食形態の調整、介護職・看護師・管理栄養士との連携が重要です。常勤STがいるか、リハビリ職の人数、口腔機能や摂食嚥下支援の体制を見ましょう。

訪問看護・訪問リハビリ

訪問件数、移動手段、記録時間、家族指導、一人で判断する場面、緊急時の相談体制を確認しましょう。

児童発達支援・放課後等デイサービス

対象児の年齢、発達支援、構音、摂食、保護者対応、個別支援計画、送迎の有無、多職種連携を確認しましょう。小児未経験の場合は、教育体制が特に大切です。

クリニック・外来

外来リハの内容、予約枠、1日の件数、対象疾患、医師との連携、書類業務、一人職場かどうかを確認しましょう。

面接・見学で確認すべき質問

面接や見学で条件を確認することは失礼ではありません。入職後のミスマッチを減らすために大切です。

  • 1日の業務の流れを教えてください
  • STは何名在籍していますか?
  • 先輩STに相談できる体制はありますか?
  • 主に担当する領域は嚥下、失語、高次脳機能、小児のどれが多いですか?
  • VF・VEなどの嚥下評価に関わる機会はありますか?
  • カンファレンスや症例検討はありますか?
  • 訪問の場合、1日の訪問件数はどれくらいですか?
  • 小児の場合、対象児の年齢や主な支援内容を教えてください
  • 入職後の教育体制を教えてください
  • 外部研修への参加支援はありますか?
  • 募集背景を教えてください
  • 直近で退職されたSTはいますか?
  • 残業や書類業務はどのくらいありますか?
  • 他職種との連携はどのように行っていますか?

聞き方は少し工夫しましょう。

「離職率は高いですか?」と直接聞くより、
「今回の募集背景を教えていただけますか?」
「前任の方からの引き継ぎはありますか?」
と聞く方が自然です。

面接で聞かれる内容を先に整理したい方は、医療職の転職面接で聞かれることも参考にしてください。

言語聴覚士が転職サイトを使うメリット

転職サイトを使うメリットは、ST求人を効率よく探せることです。

非公開求人を紹介してもらえる場合があり、職場の内部情報、面接日程、給与や勤務条件、一人職場かどうか、見学の可否を確認しやすくなります。

ただし、転職サイト任せにしすぎるのはおすすめしません。求人票を自分でも読み、面接や見学で気になる点を確認しましょう。

言語聴覚士が転職サイトを使うときの注意点

希望条件を曖昧にしないことが大切です。

「なんとなく今の職場がつらい」だけでは、紹介される求人も広がりすぎます。

登録時には、次のように伝えるとよいです。

  • 嚥下に関わりたい
  • 小児領域に挑戦したい
  • 訪問に興味がある
  • 一人職場は不安
  • 先輩STがいる職場を希望したい
  • 常勤ではなく非常勤も検討したい
  • 年収だけでなく休日数も重視したい

複数登録する場合は、応募先が重複しないよう管理しましょう。

転職サイトに登録しただけで勤務先に通知される可能性は低いですが、同僚への相談、SNS、勤務中の電話対応には注意が必要です。不安な方は、転職サイトに登録すると勤務先にバレる?も確認してください。

まとめ|言語聴覚士の転職は、職場の領域と教育体制を確認しよう

言語聴覚士は、データ上も求人ニーズが高い職種です。有効求人倍率は高く、医療、介護、福祉、教育など活躍の場も広がっています。

だからこそ、「求人があるからどこでもいい」ではなく、どの領域で働くか、一人職場かどうか、教育体制があるか、先輩STに相談できるかを確認することが大切です。

STの転職では、求人票だけで分からないことがたくさんあります。気になる求人があれば、転職サービスや職場見学を活用して、次の点を確認しましょう。

  • 嚥下、失語、高次脳機能、小児、訪問のどれが中心か
  • 一人職場か、先輩STがいるか
  • 教育体制や症例相談の場があるか
  • 多職種連携が機能しているか
  • 年収と業務負担のバランスは合っているか

転職は逃げではありません。自分に合う領域や働き方を選び直す機会です。

まずは求人相場を知りたい方は、ジョブソエルで地域のST求人を確認してみるのも一つです。働き方も含めて相談したい方は、MC-介護のお仕事、介護・福祉領域で正社員を考えたい方は、介護ジャストジョブも候補になります。

PT・OT・ST全体の転職サイト比較を見たい方は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職サイトおすすめ3選も参考にしてください。


FAQ

Q1:言語聴覚士におすすめの転職サイトはどれですか?

ST求人に対応しているサービスを複数比較するのがおすすめです。この記事では、医療・介護・福祉領域の求人を探せる候補として、ジョブソエルMC-介護のお仕事介護ジャストジョブを紹介しています。

Q2:言語聴覚士は転職で年収アップできますか?

職場や経験、役職、訪問件数などによります。年収だけでなく、残業、休日、教育体制、業務負担も含めて比較しましょう。高給与求人は、訪問件数や管理業務込みの場合もあります。

Q3:STの一人職場は避けた方がいいですか?

一人職場が必ず悪いわけではありません。裁量があり、自分で動きやすい良さもあります。ただし、経験が浅い人や未経験領域では相談体制が重要です。先輩ST、外部研修、他職種連携の体制を確認しましょう。

Q4:病院から訪問STへ転職しても大丈夫ですか?

可能です。ただし、訪問件数、移動、記録、家族対応、一人で判断する場面など、病院とは違う働き方があります。見学や面接で具体的に確認しましょう。

Q5:小児未経験でも児童発達支援や放課後等デイサービスへ転職できますか?

求人によります。未経験可の求人もありますが、教育体制、対象児、支援内容、保護者対応、送迎の有無を必ず確認しましょう。

Q6:言語聴覚士の求人は少ないですか?

地域や領域によって差があります。ただし、厚生労働省job tagでは、言語聴覚士の有効求人倍率は令和6年度で4.26倍とされており、全体平均より高い水準です。病院求人が少なくても、訪問、老健、小児、放課後等デイサービスなどに選択肢がある場合もあります。

Q7:転職サイトに登録すると今の職場にバレますか?

登録しただけで勤務先に通知される可能性は低いです。ただし、同僚への相談、SNS、勤務中の電話対応などには注意しましょう。詳しくは、転職サイトに登録すると勤務先にバレる?を参考にしてください。

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